インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、 その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。
当院のインプラント治療は
“本物の歯のような見ため” にこだわっています。 |
大きな虫歯や歯周病に罹患していると、インプラント治療に弊害がある場合がありますので、虫歯と歯周病の検査をします。
CT撮影を行い、そのデータを元に3Dシミュレーションソフトによる検査を行います。 ※当院でインプラントを契約されていない方は¥16,500かかります。 |
インプラントを埋入します。 |
抜歯即時インプラントとは、抜歯をすると同時にインプラントを埋め込む技術です。
治療期間が大幅に短縮され、患者さんの負担も減ります。 また、抜歯してからすぐにインプラントを入れることで、顎の骨のロスを抑えることができると言われています。
- メリット
- ① 抜歯した穴にインプラントを同時に埋入するため、骨を削る量が少なくなります。
- ② 従来は抜歯をした穴がふさがるのを4ヶ月~6ヶ月待ってからインプラントを埋入していたため、「抜歯即時」によってインプラントの治療期間を4ヶ月~6ヶ月短縮できるようになりました。
- ③ 抜歯した穴を利用してインプラントを埋入するため歯肉を切開せずに済み、その分傷口の回復が早く、痛みや腫れもありません。
- ④ 前歯のインプラント治療では審美性が再現できます。
- 注意点
- 「抜歯即時インプラント」の手術法は普通のインプラント手術と比べて術式が高度で全く異なるため、熟練した歯科医が少ないのが現状です。
当院の「抜歯即時インプラント」手術例はこちら
抜歯即時埋入法によるインプラント治療の流れをご紹介します。
STEP1 抜歯
痛んでしまった歯を抜きます。
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STEP2 インプラントを埋め入れる
抜歯後すぐに、抜歯してできた穴をドリルで整え、そこにインプラントを埋め入れます。
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STEP3 人工骨を補填する
穴とインプラント体の隙間に人工の骨を入れます。
その後歯、歯茎を閉じます。ケースによっては、仮歯を装着することが可能です。
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STEP4 最終的な被せ物の装着
約3~5ヵ月後、最終的な被せ物を装着し、治療は完了です。
通常のインプラント手術は、メスで歯肉を切開し、顎の骨を露出させて行いますが、 フラップレス手術では歯肉に小さな穴を開けて、そこからインプラントを埋入するので術後の腫れや痛みはかなり軽減できます。
縫わないので当然、抜糸も不要です。このオペ方法のことをフラップレス手術と言います。 体の手術で例えるなら内視鏡手術に似ているかもしれません。
フラップレス手術は比較的難易度の高い技術であるため、歯科医なら誰にでも必ずできるわけではありませんが、
当院の特徴はインプラント手術の9割以上がフラップレス手術法にて行われていることです。そして手術、型取り、上部構造の取り付け、全てを院長が責任を持って行っていることです。
その後外側に骨を圧縮し、骨幅を4㎜~5㎜に広げます。そしてその穴にインプラントを埋入します。大切な骨を削りません。
体に優しく術後の痛みもわずかです。
何か気になることがある場合はスタッフまでお気軽にお尋ねください。
図1と比較して図6は骨が少し厚くなっているのが分かりますか?
大口式インプラントでは、極細の針から順次少しずつ太い針を使い骨を削らずに押し広げていくので、従来のドリルで骨を削って穴を空ける術式と違って、骨の体積を減らすことなくインプラント埋入と同時にわずかに骨を太らせることが可能です。
オーギュメーターを応用した場合の模式図
●すりこぎ : オーギュメーター
●砂 : 骨
●透明プラスチック : 頬側、舌側骨板
砂にすりこぎを潜りこませると砂は「すりこぎ」に押され、逃げやすい場所へ移動する。
硬い“鉄板”方面には逃げることができないため、「透明プラスチック」を押し広げ砂の高さもわずかに上昇する。
サイナスリフトはインプラント治療に伴って行われる骨増成手術の一つです。 左の図のようにサイナス(=上顎)の空洞が広いとインプラントを埋入する際に不都合が生じます。 この空洞を充填剤を使用し、文字通りリフト(=持ち上げ)てインプラントを埋入する適切なスペースを確保します。 |
まず手術部位を切開し、専用の器具を用いて穴を開けます。右の図は透過した様子です。
まず手術部位を切開し、専用の器具を用いて穴を開けます。右の図は透過した様子です。
数回に分けて穴を開けた後、左の図のようにサイナスまで到達します。
そして、充填剤をいれることでサイナスをリフトアップします。
充填剤も数回に分けて入れます。 この図のように、骨の密度が高まることにより、歯槽骨の高さが確保され インプラント治療が可能になります。 骨の問題でインプラントを断念されていた方も是非、当院にご相談ください。 |
骨誘導再生法(GBR)とは、インプラントを埋めたいのにインプラントを埋めるだけの骨がない方に行う手術です。
骨が足りてない部分へ骨の代わりになる充填材料を入れ、インプラントがしっかり骨で支えられるようにします。
骨の量が足りていない状態
歯が抜けてしまったり、歯周病などが原因で歯槽骨がやせてしまうと、骨の量が少なくなり、インプラントを埋めることができなくなります。
点線部分は本来あるべき歯槽骨の厚みです。
手術の流れ
1.歯槽骨の吸収が著しいため、インプラントの表面も露出しています。
2.自家骨または骨補填剤を入れ、人工メンブレン(専用の膜)で覆います。
3.歯肉を戻し、骨の再生を待ちます
骨が再生して、インプラントが固定されるまで4ヶ月~半年程度かかります。
4.人工歯を装着します
骨が再生し、インプラントがしっかり固定されたら、人工歯を装着します。
必要なGBR処置を行わずにインプラント治療を行うと、インプラント体が骨からむき出しになり危険です。
骨幅がせまく、十分な厚さが確保できない場合に行う処置です。
広げたい箇所の骨にピエゾサージェリーで切り込みを入れ、徐々に骨を押し広げていきます。
ストローマン社製のインプラント使用
当院で使用しているインプラントは、世界シェア上位のメーカーの物を使用していますので安心です。
1974年に開発されて以来、世界40ヶ国以上で使用されています。 各専門分野のエキスパートによって構成された営利を目的としない国際的研究チームITIと、骨整形外科分野で40年余りの実績を持つスイスのストローマン(Straumann)研究所が共同開発をしてできたインプラントです。 | |
歯科先進国スウェーデンの社会保険庁登録の800以上の歯科を対象とした調査において、埋入手術後9年間の失敗率が、世界シェアを争うトップメーカーと比較すると約5分の1だったことが公表されています。(※右の図はメーカー資料より参照) 調査時のインプラント体は通常タイプの物であり、わらび駅前歯科が採用している最高級タイプではさらなる低さを期待することができます。 |
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97%のHA(ハイドロキシアパタイト)結晶体で構成されるMP-1Rコーティング仕様です。 他社のHAコーティングをはるかに超える純度があり、骨と結合しやすいため治療期間の短縮が可能です。様々なサイズ、形状がラインナップされていて、歯科医であれば誰もが知っている有名ブランドです。 抜歯と同時に、その日にインプラントをする場合に最適です。 また、ZIMMER BIOMET社は整形外科領域の人工関節で全世界トップクラスのシェアを誇ります。 |
アジアシェアNO.1、世界シェア4位のメーカーであるオステムインプラントです。 ストローマンインプラントに比べると歴史が短いですが、長期症例が豊富で、品質も非常に高い精度を誇っており、優良な臨床実績を持っています。 |
インプラント治療を適切に行うためには、顎の骨の状態を詳しく調べることが重要です。 そこで、治療前にCT撮影を行い、SimPlantを使用し、顎の骨の状態を見ながら治療計画を立てます。 これが、より安全で無理のない治療を進めるための最新の方法です。 |
1.あらゆる角度からの測定、シミュレーションが可能
SimPlantは、CT撮影のデータを再構成した3D画像により、多角的な測定やインプラント埋入シミュレーションを実現します。 |
2.強力な3次元画像表示とリアルインプラント表示で、より確実な治療計画をサポート
高品質の3次元表示、骨断面カットをしてインプラントメーカー各社から提供された設計データに基づくリアルな3次元インプラント表示は、各種インプラントの特性を考慮した治療計画の立案をサポートします。 |
3.サージガイドによる手術
サージガイドは、ドリリングする際にシミュレーション通りの位置・方向(角度)を、正確にコントロールするためのガイドです。 |